こんにちは
旅アドバイザーKです。
今回は先日JR東日本が発表した「お先にトクだ値スペシャル」について解説していきます。
また、この時期のおすすめ観光スポットも紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
お先にトクダ値スペシャル
JR東日本は「ふくしま観光キャンペーン2023」に合わせ、期間限定の企画切符「お先にトクだ値スペシャル」を発売すると発表しました。
きっぷの概要
〈商品名〉お先にトクだ値スペシャル(乗車券付き)
〈利用期間〉2023年11月6日(月)~2023年11月21日(火)
〈発売期間〉乗車日1か月前午前10時~20日前午前1時50分
〈利用できる列車〉「なすの」全列車及び仙台駅発着の「やまびこ」
値段
みなさん気になるのは値段ですよね
JR東日本が発表したように価格は通常料金の半額と、とってもお得なきっぷになっています。
区間 | 通常料金 | お先にトクだ値スペシャル | 割引額 |
東京⇔新白河 | 6,590円 | 3,290円 | 3,300円 |
東京⇔郡山 | 8,140円 | 4,060円 | 4,080円 |
東京⇔福島 | 8,910円 | 4,450円 | 4,460円 |
※表の金額は「片道料金」となっています。
通常であれば片道でかかる金額で往復できてしまうなんてとってもお得ですよね
利用できる列車に限りがありますが、「なすの号」はもともと郡山までしか行かない列車の上、「やまびこ号」の仙台発着便も多く出ているので、あまり気にしなくて良いのではないでしょうか。
(「つばさ号」の多くは「やまびこ号」が連結しています。また、「こまち号」「はやて号」「はやぶさ号」はそもそも福島県内に停まりません)
利用方法
きっぷの購入はJR東日本の「えきねっと」から行います。
このきっぷは①えきねっと会員であること、②新幹線eチケットサービスが利用できることが購入条件になっています。
新幹線eチケットサービスの利用には、あらかじめSuicaなどの交通系ICカードの紐づけが必要となるので事前に登録しておきましょう。
企画きっぷは「変更・払い戻し」の条件が通常と異なりますので、その点も注意が必要です。
詳しくはこちらをご確認ください。
秋の福島観光
福島県内では例年11月中旬にかけて紅葉が見頃を迎えます。
そのほかにも、喜多方ラーメンや白河ラーメン、円盤餃子などおいしいグルメもたくさん!
福島県内の観光地は駅から離れた場所も多いですので、新幹線で最寄り駅まで行った後はレンタカーを借りて移動するのも良いでしょう。
白河エリア
白河エリアの魅力はなんて言っても「白河ラーメン」
寒くなってきた季節にぴったりのグルメです。
中でも一番人気のお店は「とら食堂」さん
醬油ベースのとってもあっさりとしたスープがとっても美味しいお店です。
新幹線が停まる新白河駅からは車で約15分の立地となっています。
郡山エリア
郡山エリアでおすすめの観光スポットは「郡山市ふれあい科学館 スペースパーク」
郡山駅に隣接するビックアイの20階~23階に位置し、宇宙にまつわる展示だけではなく、宇宙飛行士の訓練が体験できるコーナーや月の重力が体験できるコーナーなど、子供から大人まで楽しめる施設です。
23階には「世界一地上から高い場所にあるプラネタリウム」としてギネスにも認定されている「宇宙劇場」もあります。
東北新幹線を利用した場合、郡山駅は会津・いわき方面への乗換駅になりますので、会津・いわきエリアの観光とセットで楽しむのも良いかもしれません。
福島エリア
福島市内は「飯坂温泉」「土湯温泉」「高湯温泉」と多くの温泉地があるエリア。
それぞれの温泉地には福島駅から公共交通機関で向かうことができます。
また、日帰り入浴ができる施設も多くありますので、レンタカーを借りれば1泊2日で3か所の温泉を堪能することもできちゃいます。
飯坂温泉には、円盤餃子で有名な「餃子の照井」本店もありますので、温泉と一緒に地元のグルメも楽しんではいかかでしょうか?
〈アクセス〉
飯坂温泉:JR福島駅より福島交通飯坂線に乗り換え約25分
土湯温泉:JR福島駅より福島交通「土湯温泉行き」バスに乗り換え約40分
高湯温泉:JR福島駅より福島交通「高湯温泉行き」バスに乗り換え約40分
会津・喜多方エリア
会津・喜多方エリアは福島県内でも最も観光地の多い地域です。
東北新幹線を利用した場合、郡山駅で磐越西線へ乗り換え会津若松を目指します。
会津若松市内には「鶴ヶ城」を始め「飯盛山」や「武家屋敷」など、江戸時代から戊辰戦争にかけての歴史的文化財が多く残っております。
そして、これらの観光地と併せてぜひ行きたいのが飯盛山にある国重要文化財「さざえ堂」です。
1796年に建立された高さ16.5mのこのお堂は、中の構造がとっても不思議。
お堂の中は螺旋構造の一方通行になっており、登っていたかと思えばいつの間にか下りになり地上へ。
上りと下りが絶対にすれ違わない不思議な建物です。
福島県内は公共交通機関でのアクセスが悪い地域も多くありますが、会津若松市内には「ハイカラさん」と「あかべぇ」という観光地を巡回しているバスが走っており、車がなくても移動がラクなところも魅力のひとつです。
その他にも、米どころと言われる会津地方には地酒が多くあり、見学に対応している酒蔵もあります。
公共交通機関で訪れれば、気にせず試飲を楽しむこともできちゃいますね。
会津若松市のすぐ隣に位置する喜多方市。
喜多方といえばなんといっても喜多方ラーメンですね。
この地域には「朝ラー」という朝からラーメンを食べる文化があり、ラーメン屋さんも朝早くから営業しています。
喜多方ラーメンはあっさりとした醬油ラーメンですので、朝早くからぺろりと食べられちゃいます。
ぜひ会津エリアに1泊し、朝ラーも体験してみましょう。
いわきエリア
福島県内でも比較的温暖な気候が特徴のいわき市
秋に限らず魅力の多い地域です。
会津エリアと同様に郡山駅で東北新幹線を下車し、磐越東線を利用していわき市へ向かいます。
ただ、この記事のテーマからは逸れてしまいますが、正直言うと都内からいわき市を訪れるのに東北新幹線はオススメしません。
いわき市の観光を目的とするのであれば、常磐線を利用したほうが便利ですので、常磐線の特急「ひたち」で訪れたほうが良いでしょう。
いわき市内の観光地といえば、「スパリゾートハワイアンズ」と「アクアマリンふくしま」
スパリゾートハワイアンズはホテルや巨大な屋内プール、ゴルフ場などの複合リゾートとなっており、一年間を通して楽しめる観光地となっています。
アクアマリンふくしまは「楽しく学べる体験型水族館」をテーマにした東北最大級の水族館です。
なかでも、「潮目の大水槽」は福島県沖で出会う黒潮と親潮を水量2,050トンの巨大な水槽で再現し、水槽の間にあるトンネルを通れば、頭の上を魚たちが泳ぎ回る姿が楽しめます。
「学び」に力を入れている水族館だけあり、食育の一環としてこの大水槽を見ながらお寿司が食べることのできるレストランがあったり、釣った魚をその場で食べるコーナーがあったりと、一日いても飽きないスポットになっております。
まとめ
インターネットで購入すれば50%OFFで福島県に行けてしまう今回の「お先にトクだ値スペシャル」
購入方法・購入期限・変更・払い戻しなどルールに縛りはありますが、その点に注意すればとってもお得に旅行が出来てしまいます。
この機会に秋の福島旅行を楽しんでみてはいかかでしょうか?
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