【東京ディズニーリゾート】2024年6月開業!ファンタジースプリングスホテルの値段を現役ホテルマンが徹底予想

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こんにちは
旅アドバイザーのKです。

先日、東京ディズニーリゾートに来年6月に開業する「ファンタジースプリングスホテル」について詳細が発表になりました。
その中で、開業日は2024年6月6日(木)、そして予約開始は2024年2月8日(木)13:00からと発表されましたが、ホテルの価格については未発表となっています。

そこで今回は、現役ホテルマンとして値段設定にも普段から携わっている私が、ファンタジースプリングスホテルの価格を予想していこうと思います。

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ファンタジースプリングスホテルの概要

まずは、ファンタジースプリングスホテルの概要についてみていきます。
ファンタジースプリングスホテルの宿泊エリアは大きく別けて2つのエリアに分かれています。
その2つのエリアの間にエントランスやレストランがあるような造りになっているようです。

ラグジュアリータイプ「グランシャトー」

ラグジュアリータイプの客室がある「グランシャトー」
客室数は56室となっています。
全室がディズニーシーにオープンする新エリア「ファンタジースプリングス」を望める客室となっており、客室の広さも70㎡~100㎡とかなり広めです。
テラスまたはバルコニーも全客室にあるそうです。
また、東京ディズニーリゾートのホームページには「あなただけのリゾートステイを。」の文字があり、客室のつくりだけでなく、おもてなしにもかなりこだわっている様子が伝わってきます。

レストランについても、キャラクターグリーティングができるレストランとなり、朝食はメインをオーダーするハーフブッフェのような形式、夕食はフレンチのフルコースとなるようです。
当面の間はこのグランシャトーの宿泊者でないと利用できないとのことなので、このあたりのプレミア感もグランシャトーの価格に影響を与えそうです。

その他にも、「アトラクション利用券」が1室につき8枚、「ショー鑑賞券」が1室につき4枚がグランシャトーの宿泊特典として付いています。

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デラックスタイプの「ファンタジーシャトー」

デラックスタイプの客室がある「ファンタジーシャトー」
こちらの客室数は419室となっています。
ディズニーランドホテルが約700室、ホテルミラコスタが約500室となりますので、既存のディズニーホテルと比較すると少し客室数は少なめとなります。
また、グランシャトーとは異なり、全室パークビューというわけではなく、客室からの景色の違いによりいくつかランク分けがされているようです。

宿泊エリア名 眺望 客室名称 広さ
ベイサイドエリアサイド 東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテル側に面している客室 スーペリアルーム 41㎡
スーペリア・アルコーヴルーム
デラックスルーム 48㎡
デラックス・アクセシブルルーム
ホテルエントランスサイド
ホテルのメインエントランス側に位置している客室 スーペリアルーム 41㎡
スーペリア・アルコーヴルーム
デラックスルーム 48㎡
ローズコートサイド
ディズニー映画『美女と野獣』のキャラクターが岩で表現された魔法の泉がある中庭“ローズコート”側に位置している客室。
※パークビューはファンタジースプリングスが見える客室
スーペリアルーム 41㎡
スーペリア・アルコーヴルーム
スーペリアルーム
(パークビュー)
41㎡
スーペリア・アルコーヴルーム
(パークビュー)
デラックスルーム 48㎡
デラックス・アクセシブルルーム
スプリングスサイド
ファンタジースプリングス側に位置している客室。
※パーシャルビューはファンタジースプリングス側に面しているが、建物の壁や屋根などによりほぼ視界が遮られる部屋。
※パークグランドビューはファンタジースプリングスが正面に見える客室
デラックス・アルコーヴルーム
(パーシャルビュー)
50㎡
デラックス・アルコーヴルーム
(パーク・グランドビュー)
デラックス・アクセシブルルーム
(パーシャルビュー)
デラックス・バルコニールーム
(パークグランドビュー)
デラックス・バルコニー&アルコーヴルーム
(パークグランドビュー)

客室の広さ、眺望を考えると価格帯は安い順に「ベイサイドエリアサイド」=「ホテルエントランスサイド」<「ローズコートサイド」<「スプリングスサイド」となると思われます。
また、各サイドの中でも客室の広さによって料金は変わってくるでしょう。

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ファンタジースプリングスホテル レストラン

ファンタジースプリングスホテルに用意されているレストランについても見ていきましょう。

①フレンチダイニング ラ・リベリュール
グランシャトーにあるフレンチレストラン。キャラクターグリーティングもできるレストランになるようです。
朝食はメインディッシュをオーダーするハーフブッフェ形式、夕食はフレンチのフルコースレストランとなります。
当面の間はグランシャトー宿泊者のみの利用となります。
(※一部のバケーション・パッケージではこちらの利用ができるようです。)
トイストーリーホテルの「ロッツォ・ガーデンカフェ」も開業して1年半が経った今でも宿泊者しか利用できないことを考えると、当分は一般の人は利用できないと思ったほうが良さそうですね。

②オールデイ・ダイニング ファンタジースプリング・スレストラン
モーニング・ランチ・デイナーともにブッフェ形式で営業するレストラン
こちらも当面の間は利用者が制限されるようで、利用できるのはファンタジースプリングスホテル宿泊者と一部のバケーション・パッケージ利用者になります。

③グランパラディ・ラウンジ
ファンタジースプリングスに面した大きな窓が特徴のラウンジ。
こちらも当面の間はファンタジースプリングスホテル宿泊者のみの利用となります。

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ファンタジースプリングスホテル宿泊者特典

ファンタジースプリングスホテル宿泊者には、他のディズニーホテルにはない多くの特典が用意されています。
こちらもプレミア感があり宿泊価格に反映されてくると思いますので、詳しく見ていきましょう。

~他のディズニーホテルと共通の特典~
・ハッピーエントリー
パークの開園時間15分前に入園することができます。
・ホテル内でのパークチケット購入
一般販売が完売でも、ホテル内で滞在中のパークチケットを購入できます。
・入園保証
混雑日に入場制限をしている場合でも、パークに入園することができます。

~ファンタジースプリングスホテル宿泊者のみの特典~
・ファンタジースプリングスに入園できる
新エリア「ファンタジースプリングス」への入園にはエリア内のアトラクションのスタンバイパスまたはディズニー・プレミアアクセスが必要になります。
ホテル宿泊者はこちらが無くてもエリア内を楽しむことができます。
・ファンタジースプリングス直結のエントランスを利用できる
ファンタジースプリングスは、既存の東京ディズニーシーエントランスからはかなり離れた場所にあります。
しかし、ホテル宿泊者は専用エントランスを利用し、新エリアにすぐにアクセスすることができます。
・「ファンタジースプリングス・マジック」を購入できる
こちらは、ファンタジースプリングスにあるアトラクションを、短い待ち時間で楽しむことができる1デイ・パスポート
購入するにはファンタジースプリングスホテルに宿泊するか、特定のバケーション・パッケージを申し込む必要があります。
価格は大人ひとりあたり22,900円~25,900円となっています。
・ファンタジースプリングスホテル内のレストラン・ラウンジを利用することができる
ファンタジースプリングスホテル内のレストランは当面の間、宿泊者または一部のバケーション・パッケージ購入者でないと利用できないとのこと。
ラウンジについても宿泊者でないと利用できないようです。
また、「フレンチダイニング ラ・リベリュール」については、宿泊者の中でもグランシャトーの宿泊者でないと利用できないようなので、かなりの特別感になるのではないでしょうか。
・「アトラクション利用券」「ショー鑑賞券」が付いてくる
こちらはグランシャトー宿泊者のみの特典になりますが、1室につき「アトラクション利用券」が8枚、「ショー鑑賞券」が4枚付いてきます。
また、こちらの追加購入をすることもできるようです。

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ホテルの価格予想

ここまで、ホテルの施設や宿泊者特典を見て、かなりの高級ホテルであることはわかっていただけたと思います。
いよいよ、いくらで泊まれるのか予想していきたいと思います。
あくまで、予想ですので予めご了承ください。

ファンタジーシャトーの価格

こちらは客室の眺望や広さもバラバラなので、一概には言えませんが「デラックスタイプ」と称していることもあり、ホテルミラコスタの価格より若干高い程度だと予想します。

ホテル客室は在庫を持つことができない商品です。
コンビニのお菓子のように、その日に売れ残ったものを次の日に持ち越すということはできないのです。
その点を踏まえると、当然ながら価格が高すぎることにより新規開業でありながら空室が出てしまうリスクは避けたいところです。
また、ファンタジースプリングスホテルが満室になったとしても、既存のディズニーホテルの客室に空室が出てしまっては意味がありません。
その他、高額な「ファンタジースプリング・マジック」を売りたい、ホテル内のレストランも満席にしなければいけない・・・そんなことを考えるとあまり高額すぎる価格にはできないと思われます。
ホテルは、レストラン部門の稼働率や単価が下がると極端に収益性が悪化します。
レストラン利用者をホテル宿泊者に限定しているため、ホテル宿泊者に必ずレストランも利用してもらいたいはずです。

そのようなことを鑑み、ベイサイドエリアサイドやホテルエントランスサイドの客室で、70,000円~100,000円前後、ローズコートサイドやスプリングスサイドの客室で100,000円~130,000円前後となると予想します。

グランシャトーの価格

こちらは、ファンタジーシャトーよりもさらに特別感があり、広さも既存のディズニーホテルのスイートルームに匹敵するような客室です。
当然ながらファンタジーシャトーの客室よりも高額になるでしょう。

こちらの客室は、ある程度お金に余裕がある人をターゲットとしていると思われます。
そのため、価格設定をする際には既存のディズニーホテルにあるスイートルームとの競合を気にするのではないでしょうか。
グランシャトーの客室は56室となっており、ディズニーホテルにスイートルーム級の客室が一気に増えたことになります。
同じ会社で運営している以上、このホテルの開業により収益性の高いスイートルームの稼働率が下がることは避けたいはずです。
「アトラクション利用券」「ショー鑑賞券」が宿泊にセットになっているのも、既存スイートルームとの差別化を図りながら価格帯を上げるための施策だと思います。
以上のようなことを踏まえると、グランシャトーの価格は70㎡の客室で160,000円~200,000円前後、100㎡の客室で200,000円~250,000円前後と予想します。

まとめ

ファンタジースプリングスホテルの開業日は2024年6月6日(木)です。
予約は2024年2月8日(木)の13時より開始となります。
ホテルの新規オープンの場合、オープン初日にいきなり満室にするのではなく、不測の事態やオペレーションの習熟度を考慮し徐々に稼働率を上げるのが定番です。
当然ながら開業後すぐは予約が集中することが予想されますので、事前に泊まりたい客室の候補をいくつか挙げておき、優先順位を考えておくことをおすすめします。

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